遙乃の部屋

第1041回 「地震があったな」

2017/06/25


 「さて、今朝の地震だが」
 「緊急地震速報と一緒に来ましたね。これくらいの地震は久々です」
 「だな。ちょっと調べてみたが、今回の地震、御嶽山の東麓辺りが震源らしい」
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地震情報(震源・震度に関する情報)
平成29年6月25日7時6分 気象庁発表
きょう25日07時02分ころ地震がありました。
震源地は、長野県南部(北緯35.9度、東経137.6度)で、震源の深さは、「ごく浅い」、地震の規模マグニチュード)は5.7と推定されます。
気象庁 地震情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/3/420/20170625070644395-250702.html
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 「あ、ホントだ(PC画面を覗き見る)。あのあたりって断層ありましたっけ?」
 「うんにゃ、目立つのは無い。つーか、あの辺な辺りで火山性の地震の方がよっぽど怪しい」
 「なるほど。あ、でも確かに見ると震源は『ごく浅い』とありますね。とすると、マグマの熱による水蒸気膨張型ですか」
 「だろうな。3年前の噴火も、水蒸気噴火だったはずだ」


産業技術研究所 地質調査総合センター
御嶽火山の噴火に関する情報
https://www.gsj.jp/hazards/volcano/ontake2014/
 「ここ最近の火山の活動はどうだったのでしょう?」
 

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火山活動の状況
 今期間、噴煙の状況は、17日に一時的に火口縁上600メートルまで上がったほかは、概ね300メートル以下で推移しています。
 火山性地震は、少ない状態で経過しています。

 火山性地震の発生回数(速報値を含む)は以下のとおりです。いずれも体に感じない程度の微小な火山性地震です。

             火山性地震
  6月 16日         6回
     17日         0回
     18日         2回
     19日         1回
     20日         2回
     21日         0回
     22日         2回
     23日(15時まで)  3回

 GNSS連続観測によると、2014年10月以降、山体付近の収縮によると考えられる縮みの傾向が続いています。

 2014年10月以降噴火の発生はなく、噴煙活動や山頂直下付近の地震活動は緩やかな低下が続いており、火山活動は静穏化の傾向がみられています。
気象庁 御嶽火山の活動状況
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/312.html
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 「どうも小康傾向にはあったようだな」
 「ふむふむ。でも、火山にとって3年なんてすぐですよね」
 「だろうな。○万年周期とかで活動してるのも多いし、まだまだ一連の活動のうちにあるんじゃないかな」
 「そうかもしれませんね。その後も小さな地震が頻発しているようですし、続報に注意しましょう」
 

最後に気象庁記者会見をば
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 長野県南部で震度5強を観測した地震を受け、気象庁は25日朝、会見を開いた。今後1週間ほどは同程度の地震が起きる可能性があることと、雨が降りやすくなっている時期だとして土砂崩れなどの災害への注意を呼び掛けた。

 地震の規模を示すマグニチュード(M)は当初5.7としていたが5.6に修正され、震源の深さも7キロと発表された。

 長野県では1984(昭和59)年9月に、王滝村を震源とするM6.8の「長野県西部地震」が発生している。会見した気象庁地震津波監視課の松森敏幸課長は、今回の地震は「西部地震の後に活動が活発になった領域の中だが、端の方」と述べた。付近にある御嶽山は西部地震の5年前の1979年に噴火し、2014(平成26)年にも噴火しているが、「噴火との関連性は分からない。地震後、御嶽山とその周辺の火山に変化はない」と説明した。

 地震のメカニズムについては、西北西、東南東方向に圧力軸を持つ型で「逆断層型とも横ずれ型とも言い切れない」とした。

長野県南部で震度5強 気象庁が記者会見
https://thepage.jp/detail/20170625-00000004-wordleaf
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