遙乃の部屋

第1096回 「将来不安だなぁ」

2017/09/07


 「ふむん」
 「どうしたのですか?」
 「今ニュースネットで見てたんだけどね」

SUBARU、ディーゼル車撤退 20年度めどEV集中
 2017/9/7 12:43

 SUBARU(スバル)は2020年度をめどにディーゼルエンジン車の製造・販売を中止する方針を固めた。現在は欧州とオーストラリアで販売している。フランスや英国が40年までにディーゼル車やガソリン車の販売を禁止する方針を打ち出すなど各国で環境規制が強化されるなか、電気自動車(EV)などの開発に資源を集中する。

 スバルは多目的スポーツ車(SUV)「アウトバック」と同「フォレスター」のディーゼル車を群馬県の工場から輸出している。16年は約1万5千台を販売し、世界販売の約1.5%を占める。欧州の環境規制の強化に対応できる新型エンジンの開発は負担が大きいと判断した。

 スウェーデンのボルボ・カーも19年以降に発売するすべての車をEVなどの電動車にすると発表している。自動運転技術やつながる車(コネクテッドカー)など次世代技術の研究開発費がかさむなか、スバルなど中堅以下のメーカーが全方位で技術開発を続けることが難しくなっている。
 Web版 日本経済新聞より引用
  https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07H6A_X00C17A9EAF000/

 「あれ、SUBARUってディーゼル作ってたのですか?」
 「ある。EE20って言って、水平対向ディーゼル作ってるよ。もっとも、海外専用で国内じゃ売ってないがな」
 「へぇ〜。欧州だと環境規制厳しいですし、内燃エンジン搭載車販売禁止にするって話でしたしね」
 「それよ。何考えてるんだかな」
 「というと?」
 「内燃エンジンの排ガスにばかり目が行きすぎなんだよ。EVだHVだって言ったってさ、その製造工程でどれだけ希少資源必要としてたり、コストがかかるかわかってんのかね」
 「確かに、そういう見方もできますね」
 「それにだ、EVは知らないけど、HVはドライブフィールが不自然過ぎるんだよ。CVT的な気持ち悪さがある。それに、回生入るからブレーキも不自然だ。遙乃も、うちの実家のシエンタ乗ったからわかるだろう?」
 「確かに、スムーズに止まれないですね。速度とエンジン回転数が一致しなくて、へんな感じでした」
 「勿論研究開発することを否定するわけじゃないけどさ。EVたって長距離走れないからなぁ。今の開発速度なら、劇的な新技術でも出てこない限り、EVじゃ性能不足、HVもダメだな」
 「乗り換え先の、次期主力車の話した時もそんなこと言ってましたよね、悠君」
 「こればっかりは譲れないんだ。乗り換えるなら、やっぱりガソリンレシプロエンジン、特に水平対向エンジンじゃなきゃね。長距離走ることと、ドライブフィールを考えるならそれが一番」
 「ふふっ。悠君がそういうなら、きっとそれは正しいんでしょうね。予算の縛りだけは付けますけど、クルマ選びは悠君の判断に任せます」


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