遙乃の部屋

第1257回 「欲望に飢えている」

2018/06/29


 もう一つの世界、智未編
 「ああ゛〜ぁあああぁあああ」
 「おいおいどした」
 「今のあたしは、欲望に飢えた存在よ・・・。飢えて飢えて、グリード化しそう」
 「何をまた古い作品のことを。てか、どうしたの。悠輔さん、何か分かる?」
 「智未にわからないことが俺に分かる訳ないって」
 「要するに、飽きたということですね」
 「というと?」
 「つまりはですね、いろいろストレスが溜まっているけれど、何かしようにも飽きてしまっていて何もする気が起きない。そんなところなのでしょう」
 「・・・お母さんの理解力が怖いんだけど」
 「さっすが、うちの奥さんは優秀だな」
 「悠君もそうやってストレス溜め込んで爆発してしまうタイプじゃないですか。そういう所、舞衣もよく似ていますからね。ということで舞衣、爆発してしまう前に、どこか出かけてきたらどうですか?」
 「どっかって、どこへよ」
 「そうですね。最近は動物園や水族館など、生き物に関した所ばかりでしたでしょうから、たまにはテクノロジー系の所へ行ってみてはどうですか?」
 「ふむん。とすると、自動車とか鉄道・航空機系の博物館とかの類だろうな」
 「う〜ん、それも手なのかしら」


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