遙乃の部屋

第1295回 「昨日今日は、地元の環境フェア」

2018/10/07


 もう一つの世界、智未編
 「さーてこの悪ガキ諸君、あたしの目の前でその狼藉とは良い度胸じゃない」
 「わ、おばさんが来た!!」
 「逃げろー!」
 「あ、こら待ちなさい! お姉さまと呼びなさい!」
 「はは、やってるねえ」
 「ども」
 「よう、智未、悠輔」
 「遊びに来てくれたんですね」
 「休日に大変だね」
 「なに、これはこれで面白いもんさ。地元臭全開だから、身近で体感しやすいネタがゴロゴロしてるしな」
 「見て回るとなかなか楽しめるんですよ。悠輔さんは初めてでしたか?」
 「はい。俺いろんなところ転々としてましたから」
 「ね。だからさ、地元安曇野のことをもっと知ってもらおうと思って連れてきたの」
 「だー、疲れた」
 「ごくろうさん」
 「なーんでこうなるのかしらね。あたしそんなに子供に好かれる質なのかしら」
 「そりゃ、見てりゃ分かる」
 「要するにさ、構ってくれるのが嬉しいからだと思うよ」
 「脳ミソ同レベル」
 「何か言った?」
 「なんでもなーい」
 「まあまあ。さ、せっかく来たのですから、色々回って見てらっしゃい。隣の道の駅のご飯もおいしいんですよ」
 「うん。いこっ、悠輔さん」
 「おう。それじゃ、行ってきます」


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