遙乃の部屋

第1314回 「新しいタイヤはどうだった?」

2018/11/19

 もう一つの世界、智未編
 「おいーっす。ただいまー」
 「帰ったわー」
 「おかえりなさい。悠君、舞衣」
 「おかえりー」
 「おかえりなさい」
 「で、昨日あーだこーだ言ってた新しいタイヤはどうだった?」
 「う〜ん。ちょっと微妙かな・・・」
 「そうなんですか?」
 「うん。若干重たい気がするのよね。露骨に違う訳じゃないんだけど」
 「そうなのか。てか、タイヤでそんなに違うもんなわけ?」
 「分かってねーな、悠輔よ。車ももちろんそうだが、特にパワーの低い人力の自転車だと、10g単位で結構変わるんだよ」
 「そうよ〜。漕ぎ出しの時とか、力掛かる所でかなり違うんだから」
 「そりゃ知らなんだ」
 「ま、何日か乗ってりゃ慣れちまうんだろうけどな」
 「このタイヤ、3つシリーズが分かれてて、レース向け軽量モデル・ツーリング向け耐久性向上モデル・全天候向けグリップ向上モデルの3つがあるのよ。その内、今回のは真ん中の耐久性向上モデルなのよ」
 「その分、レース向けのに比べたら若干重い。これが効いてるのかもしれないな」
 「でも、耐久性向上モデルってことはパンクしにくいんでしょ?」
 「通勤で使うならそれも手だと思うけど」
 「それもまた一つの考え方ではある」
 「そうね。ま、もうちょい使ってみて、って所よ」


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