遙乃の部屋

第1339回 「ボッサボサだといろいろ大変なのよ」

2019/02/11


 もう一つの世界、智未編
 「だー、もう」
 「どったの、おとーさん」
 「まあ聴くまでも無いよね。その頭だと」
 「ですよねえ。悠君、相当頭ボッサボサになってきましたもの。元々クセっ毛ですし」
 「うむ。なら切りに行くか。お前達、誰か一緒に行くか?」
 「あ、なら俺も行きたいです」
 「あたしはいいわ。ちょっと伸ばそうかと思って」
 「あれ、お姉ちゃん肩くらい派だったじゃん。伸ばすの?」
 「一回長くしてみようかなーと。おかーさんみたいにね」
 「あらあら。でも、長いと洗うの大変ですよ」
 「それは分かってるわ。でも言うじゃない、髪は女の命だって」
 「お姉ちゃん、自分が女だっていう自覚あったんだね・・・」
 「ぶっとばすわよ」
 「あはは、じょーだんじょーだん」
 「私もちょっと長くなってきたので、少し切りたいところですね。前髪も被るようになってきましたし」
 「智未はどうする?」
 「わたしはいいや。まだそんな伸びてないし」
 「じゃあ決定だな。俺と遙乃と悠輔で」
 「うん。じゃあ私とお姉ちゃんは晩御飯の用意しておくよ」
 「あたしも?」
 「お料理も女の武器だよ。教えてあげるからさ」
 「そう言われると断れないわね。じゃあたまにはやりますか」
 「ふふっ、では二人ともお願いしますね」


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