遙乃の部屋

第1340回 「暖かくなったわね」

2019/02/21


 もう一つの世界、智未編
 「あっづー」
 「確かにな。朝はともかく、運転してて暖房すら要らないレベルだ」
 「でもさー、まだ2月だよ。普通に考えれば真冬なのに」
 「そういえば、何年か前は大雪で凄いことになってたわよね」
 「あったあった。あの時は大変だったよね。大学行くにすごく困ったし」
 「それが本来の信州だろ。入学式に舞うのが桜じゃなくて雪、ってのが我らが母校信大の伝統じゃないか」
 「それね。ま、寒いよりはいいわ」
 「環境的にどうなの、それ」
 「良くは無いんだろうが、どうにもできんな。まずは風邪引かないようにするこった」
 「ふふっ、悠輔さんは大丈夫だよ。私が管理してるんだから」
 「あら、あたしは無視?」
 「お姉ちゃんは自堕落過ぎ。最近寝落ちしてお風呂朝入ってるでしょ」
 「ギク」
 「おいおい・・・。疲れてるのは分かるが、めんどくさがらず風呂入って寝た方が良いぞ。その方が疲れ取れる」
 「分かってるんだけどね・・・。眠気に勝てないのよ」
 「じゃあもう先にお風呂入っておいでよ。今ならもう沸いてるでしょ?」
 「ちょっと、ご飯は?」
 「そんなの後。ほら、行った行った」
 「やぁーだー。ごーはーんー
 「子供か、アイツ」


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