遙乃の部屋

第1351回 「旅の後に」

2019/05/05


 もう一つの世界、智未編
 「流石に、夜風が冷えるな」
 「ふふっ、下関まで行きましたものね。流石に向こうは、海沿いとはいえ暖かいです。旅先の土地に比べたら、標高が段違いですもの」
 「600mくらいあるもんな、こっち」
 「海沿いだと、ヘタしたら1桁mとかでしょうね」
 「あとさ、カエルがうるせー」
 「毎年聴いているでしょう。これも風流ですよ」
 「ま、季節のBGMではあるがな」
 「そういうことです。せっかくなので、これも楽しみましょう」
 「そうだな。ところで、ようやく帰ってきたわけだけど、今回の旅は楽しかった?」
 「下関まで行きましたね。車中泊で三泊四日。なんだか若いころに戻った気分で、なかなか楽しかったです」
 「楽しんでもらえたなら何よりだ。やっぱり、遙乃と旅に出るのは良い」
 「ふふっ。いつもありがとうございます」
 「こちらこそだよ。おかーさん業お疲れ様。少しでも旅で癒してもらえたらうれしい」
 「十二分に癒されましたよ。それに、信州も良いですけど、度は良いですよね。また連れていってくださいね」
 「もちろんだ。まだまだ現役、色々出掛けるぞ」
 「はい♪」
 ・・・
 「くっせぇ」
 「ま、おとーさん達がああなのは昔からだからね」
 「いいじゃん。あの年まで夫婦仲よくやれてるのは良いことだよ。私達もそうありたいと思わない、悠輔さん」
 「・・・そうだな」
 「はいはい。ごちそーさま」

連休中は、下関まで下道で車中泊ドライブしてきました。

山口県角島にて


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